川越ぶらぶらのメイン。

川越ぶらぶらのメインは、遠山記念館
日興證券の創設者の遠山さんが作った住宅で「築77年」ですが、「当初のまま」残されています。もう、これだけで充分素晴らしい。
総建坪400坪を、茅葺きの屋根もきれいに、増加改築もなく維持しているのです。
当時の名うての大工さんや職人さんと作った設計者不在の建物なんです。

(東京の大工さん3500人が仕事をしたそう。)

茶室の天井

ふすまを見ても、天井を見ても、同じしつらえなどありません。

茶室もその数だけ、デザインがあります。

内装の木も皮付きの材料を使ったり、漆をつかったり。左官もそれに調和しています。

数寄屋のところあり、書院造のところあり。
屋根も茅葺きあり、銅板葺きあり、瓦葺きあり。

技術力だけでなく、少し押さえぎみな意匠もあったり。

他では見られないような詳細の数々、、、とても数時間では見られません。
アカデミックな説明は到底できませんが、
襖と障子だけ写真ちょっと載せます。(実はカメラの充電が不足。汗。。。)

これも障子?
上半分が彫ってあります。
全部透かすとうるさいからとか、
そんな所がいくつかありました。

障子紙の美しいこと♪
なんと、上の欄間と同じデザイン。。。
障子入りの襖、よ〜く見ると動物が♪
丸紋

光琳菊
光琳菊の襖の部屋は、地袋なども菊の襖。

今回は家づくり学校の校長泉幸甫さん、学校でも茶室建築を教えてくれる川崎君子さんが引率してくれ、学芸員さんが説明してくれました。
家づくり学校は生徒募集中です。授業以外にこんな課外授業をしてくれま〜す。

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