沖倉製材所を見に行くの巻き。
思えば「東京の製材所」を見に行くことはなかったかもしれません。
今回はスタジオソイ槻岡さんにお誘いをいただき、沖倉製材所に伺いました。
材料をつくる順番を追って。
1)丸太の皮を剥いて
2)製材(材木のカット)をして
乾燥させるとちょっと小さくなるので、ちょっと大きめに。
3)乾燥させます。低温乾燥です。
4)カットした破片をチップにして、乾燥機の燃料にします。
4)製材した材料の強度などを測定します。
山へ返せるように循環させるために仕事をされていて、
広報担当さんや沖倉社長の志を伺うことができました。
そして最後に月に二度あるという材木のせりを見せていただきました。
どんな材料を、何用に、いくらで買うのか、、、
一時のウッドショックの時よりも安定してきているとのことでした。
午後からはじまって、3時半ごろには全部競り落とされました。
国内の方が高いと言われる材木の値段。
CO2を出して空輸している安い材木を使うことはしないで家づくりを考えていきたいですね。
コンクリートや鉄骨などと違い、木は人間が育てて作ることができる材料とはいえ、
材料になるまでの時間を考えれば、永く使えるように。
エンドユーザーに近い我々設計者が理解しておかないとです。
防火地域だとなかなか柱梁を表すことができないのですが、、、
木が目に見えるような設計をするのが良いのかもしれません。
最後に滅多に顔ハメをやらない二人のサービスショット。😀
お誘いくださったスタジオソイの槻岡さんと私。